2012年 6月

ひやむぎとそうめんこれほど見かけがにている食べ物はないといえるでしょう。お店でそうめんをたのんだのにひやむぎらしきものが出てきた時 自信を持って抗議出来る人はそうはいないのではないでしょうか? 事実、製法をみても、この2つには全然差がありません。どちらも、小麦粉に塩を加えて水でこねて薄くのばして細く切ったものということになります。 似ている2つですが決定的なちがいがあります。国の決めたJASです。これによると、そうめんは角棒状で太さ0.7~1.2ミリ、丸棒状で太さ0.8~1.3 ミリ、ひやむぎの方は角棒状で1.2~1.7ミリ、、丸棒状で1.3~1.7ミリと決められています。そして、これより太いものは「うどん」と総称されている。 そうめんとひやむぎの違いまできめてくれるなんて日本のお役所はなんと親切なことでしょう。しかし、要するに、太いのがひやむぎ、細いのがそうめ んというわけです。ただし、この基準はメーカーで守られているものなので、普通の食べ物屋さんではいささか怪しくなります。
ざるそばともりそば、このふたつの違いほど悔しいものはありません。ただ単に、のりがかかっているか、かかっていないかどうかだけの差なのである。 それにもかかわらず、ざるそばの方が50円あるいは150円くらいも高いのは一体どういうわけなのでしょうか?そののりが高級品というわけでもなさ そうです。 とまあ前置きはここまでにして、これは今現在のはなし。実は昔はこの2つにも大きな差があったのです。まず、ざるそばですがざるそばにはいいそば をつかい、つゆもかならず一番だしを使っていたといいます。しかしこのころのざるそばにはのりはかかっていなかったそうです。 一方もりそばはよくないそばを使って、つゆも2番だしだったといいます。 では、なぜ今は同じようなものに成っているのでしょうか?これはざるそばにのりがかけられてからのことらしいのです。なるべく原料を安上がりにする ために、本来、もりに使うそばをざるに混ぜて出し、その罪悪感からかあののりがかけられ始めたというのが真相のようです。もう一説によるとただ悪い そばの味を隠すためだったともいわれています。そして質の良くないそばが次々とざるそばの仲間入りをしていったようです。 よって、老舗などにいくと今でもざるともりとではつかわれているそばが明らかにちがいます。ですから、普通の店ではざるよりもりを頼んだ方が賢い ということになります。
環境問題が盛んに話題になる今日このごろですが、毎日使っている洗濯石鹸も色々な製法を工夫するようになっています。 近頃目立つのが、天然油脂を原料とした粉せっけんです。 牛油やヤシ油を原料としたせっけんを粉末にしたもので、いろは少々黄色っぽい。水もあまりよごさないし手にもやさしいということで随分と歓迎され ています。 一方合成洗剤の原料は石油です。オイルショックの時に洗剤も値上がりするのはこのためで、これにいろいろな助剤を加えて、使いやすく、汚れが  おちやすくしたものが合成洗剤と言われるゆえんです。 原料から考えると、環境にやさしいのは粉せっけんの方ですが、残念なことに、汚れの落ち方が若干弱いという欠点があるのもたしかです。 環境へのやさしさをとるか、汚れの落ち具合をとるか人によって違ってきますがその人の性格まで表しているようです。
化繊という略称の方がなじみのある化学繊維はベンベルグ、レーヨンなどがありますが、合成繊維が登場するまでは安物の代名詞でした。 製法は薬品で植物繊維を溶かし糸状にノズルから引き出して固めるというもので、。再生繊維ともいいます。 一方、ポリエステル、ナイロンなどの合成繊維は石油や石炭の中の分子量の小さな化合物から分子量の多い化合物を人工的に作り出し、これを とかしたものを糸状にして作ります。 アメリカのデュポン社が1938年に「石炭と空気と水からでき、クモの糸よりも細く、鋼鉄よりも強い」というキャッチフレーズで売り出し現在もおなじみ の繊維です。
レトルト食品と冷凍食品の共通点は多いようです。コンビニなどで24時間いつでも購入できることや、長期の保存に耐えられること、手軽なおかず であることなどいろいろあります。ですが、その製法は全く違うのです。 まず、レトルト食品ですが、正式名称はレトルトパウチ食品で、元祖は、「ボンカレー」で昭和44年に発売されました。パウチは袋詰めの意味で レトルトは加圧高温殺菌釜のいみです。常温で1~2年保存が可能です。 一方、冷凍食品は本来はメーカー再度の輸送と保存のために開発されたものです。昭和10年ごろ家庭用として売り出され始めました。意外と歴史 があるようです。2ドア冷蔵庫が昭和40年代に普及しだしてから爆発的に売れ始めました。 急速冷凍で短時間で冷凍すればするほど品質がアップして過程ではマイナス20度以下で保存すると品質が保てます。 なお、最近は電子レンジで加熱すればいいだけのレンジ食品なるものが登場し、ますます活況を呈してきているおかず業界ですが、独身者や奥様 がたの身が恩恵をうけていて亭主族は手抜き料理のオンパレードが待っています。
「苦労」も「疲れ」も同じものだという理由で、上司がかえるときに会社で「御苦労さま」といった新人がいたといいます。これでは出世は絶望的です。 まず「お疲れ様」という言葉ですが、目下のものが目上の者に「さぞかしお疲れでしょう(帰ってゆっくりと休んでください)」といういたわりのニュアンスを 含んでいる言葉です。 一方、「御苦労さま」というのは、目上の者が目下のものに対して、文字通り「苦労をかけたな」とねぎらう言葉。「ご」や「さま」がついているから、敬意 を表していると思っては多間違いです。 同じ帰り際のあいさつですが、相手によって使い分けるようにしましょう。
赤と白の幕は、入学式などのお祝いの時。黒と白の幕はお葬式の時というのはみなさんご存知でしょう。では、なぜ、こうなったかというと、紅白の幕の 赤は太陽の色であること、さらに「明るい」のごろに通じるからだといわれています、 一方、黒と白の幕は、縁起が悪い色というのではなく、実は極めて神聖いろだからこそ使われているという説があります。 例を挙げると、神主さんは普段は白い着物をきています。その中でもくらいの高い人は、神聖な色という意味で、黒い上着をはおっている。 さらに、官中では、おめでたい席でも、黒と白の幕を張るなど、黒と白は日本の伝統においては、けっして、忌み嫌うべき色ではなく、使者を送るのに ふさわしい、神聖な色というわけです。
近頃は葬儀と告別式をいっぺんに同じ日にやってしまうことが増えたせいか、「葬式に行く」という言い方を私たちはよくします。 しかし、本来、葬儀と告別式は別物です。葬儀は故人を野辺に送る純粋な宗教的な儀式で、その儀式の中心となるのは、読経による供養。参列者 も、喪主を始め近親者だけで行います。 それにくらべて、告別式は故人と生前親しかった人などが、文字通り最後の別れを告げる儀式のことです。よって、普通の儀式では、僧侶の読経が 続くなか、もしゅから故人と親しかった順に焼香をしますが、これは葬儀の最中ということになります。そして、焼香が一通り終わると、喪主が挨拶を して葬儀が終わります。 引き続いて、一般の参列者が焼香するのが、これが告別式の始まりです。かくして、最後の参列者の焼香が終わった時に、告別式、ならびに、 葬式は終了するというわけです。
結婚式やパーティーでの男子の礼服と言えば、モーニングかタキシードかですが、その使い分けはちゃんとしたエチケットがあります。 モーニングは朝ならぬ昼用礼服なのです。ブラックスーツよりも格調があり、新郎新婦の父親、結婚式の仲人などが着ます。ただし、お通夜など夜 に着用するのはマナー違反だそうで、こういう場合はブラックスーツをきるのが常識です。 一方、タキシードは、またの名を夜会服というように、本来は昼間の式やパーティーには着用しません。ニューヨークのタキシード公園のメンバーが 会合にそろって着用していたところから、この名がついたのです。ディナージャケットとイギリスでは言われています。
会社の倒産と破産は、人間に例えると重体と死亡の違いということになるでしょう。 まず最初に、倒産ですが、会社の経営がいきづまり手形などが落ちない状態をいいます。人間でいうと日頃の不摂生がたたって、ある日倒れて、 病院に担ぎ込まれたようなものです。しかしながら、ここで名医によって九死に一生を得る場合もあります。この場合の名医が、債権者で、適応 される治療法が「会社更生法」ということになります。 一方破産は、こうした治療を施しても、どうにもならなかった場合です。会社は残ったが財産をすべて処分し、債権者に配分して、会社はその生涯 を終えることとなります。