知ったかぶりの足をすくう「違い」

会社の倒産と破産は、人間に例えると重体と死亡の違いということになるでしょう。 まず最初に、倒産ですが、会社の経営がいきづまり手形などが落ちない状態をいいます。人間でいうと日頃の不摂生がたたって、ある日倒れて、 病院に担ぎ込まれたようなものです。しかしながら、ここで名医によって九死に一生を得る場合もあります。この場合の名医が、債権者で、適応 される治療法が「会社更生法」ということになります。 一方破産は、こうした治療を施しても、どうにもならなかった場合です。会社は残ったが財産をすべて処分し、債権者に配分して、会社はその生涯 を終えることとなります。
結婚式やパーティーでの男子の礼服と言えば、モーニングかタキシードかですが、その使い分けはちゃんとしたエチケットがあります。 モーニングは朝ならぬ昼用礼服なのです。ブラックスーツよりも格調があり、新郎新婦の父親、結婚式の仲人などが着ます。ただし、お通夜など夜 に着用するのはマナー違反だそうで、こういう場合はブラックスーツをきるのが常識です。 一方、タキシードは、またの名を夜会服というように、本来は昼間の式やパーティーには着用しません。ニューヨークのタキシード公園のメンバーが 会合にそろって着用していたところから、この名がついたのです。ディナージャケットとイギリスでは言われています。
近頃は葬儀と告別式をいっぺんに同じ日にやってしまうことが増えたせいか、「葬式に行く」という言い方を私たちはよくします。 しかし、本来、葬儀と告別式は別物です。葬儀は故人を野辺に送る純粋な宗教的な儀式で、その儀式の中心となるのは、読経による供養。参列者 も、喪主を始め近親者だけで行います。 それにくらべて、告別式は故人と生前親しかった人などが、文字通り最後の別れを告げる儀式のことです。よって、普通の儀式では、僧侶の読経が 続くなか、もしゅから故人と親しかった順に焼香をしますが、これは葬儀の最中ということになります。そして、焼香が一通り終わると、喪主が挨拶を して葬儀が終わります。 引き続いて、一般の参列者が焼香するのが、これが告別式の始まりです。かくして、最後の参列者の焼香が終わった時に、告別式、ならびに、 葬式は終了するというわけです。
赤と白の幕は、入学式などのお祝いの時。黒と白の幕はお葬式の時というのはみなさんご存知でしょう。では、なぜ、こうなったかというと、紅白の幕の 赤は太陽の色であること、さらに「明るい」のごろに通じるからだといわれています、 一方、黒と白の幕は、縁起が悪い色というのではなく、実は極めて神聖いろだからこそ使われているという説があります。 例を挙げると、神主さんは普段は白い着物をきています。その中でもくらいの高い人は、神聖な色という意味で、黒い上着をはおっている。 さらに、官中では、おめでたい席でも、黒と白の幕を張るなど、黒と白は日本の伝統においては、けっして、忌み嫌うべき色ではなく、使者を送るのに ふさわしい、神聖な色というわけです。
「苦労」も「疲れ」も同じものだという理由で、上司がかえるときに会社で「御苦労さま」といった新人がいたといいます。これでは出世は絶望的です。 まず「お疲れ様」という言葉ですが、目下のものが目上の者に「さぞかしお疲れでしょう(帰ってゆっくりと休んでください)」といういたわりのニュアンスを 含んでいる言葉です。 一方、「御苦労さま」というのは、目上の者が目下のものに対して、文字通り「苦労をかけたな」とねぎらう言葉。「ご」や「さま」がついているから、敬意 を表していると思っては多間違いです。 同じ帰り際のあいさつですが、相手によって使い分けるようにしましょう。